Watchburg Music
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受賞作品


波乱の第四回ウォッチバーグ音楽大賞

約四半世紀を超えて、天才は帰ってきた!!





Jason Bieler and
The Baron Von
Bielski Orchestra
Apology

待ちに待った約四半世紀、ついに完全復活を遂げたJason Bielerのアルバム『Songs for the Apocalypse』より、『Apology』が第四回ウォッチバーグ音楽大賞を受賞!!

1990年代、Jason Bielerの名を世間に知らしめたのが、ロックバンド『Saigon Kick』での活動である。氏はSaigon Kickのほぼ全ての楽曲の作詞作曲とプロデュースを手掛けていた、まさにバンドの中心人物であった。Saigon Kickはハードロック/ヘヴィメタルを基礎としながらもジャズ、フォーク、ポップス、ロカビリーなど様々なスタイルを楽曲に取り入れた楽曲が特徴であるが、その化学反応の結果としてバンドの末期には『Russian Girl』や『Eden』といった今まで誰も耳にしたことのないサウンドを持つ名曲を作り出していったことは言うまでもあるまい。

この度『Jason Bieler and The Baron Von Bielski Orchestra』名義で発表されたSongs for the Apocalypseは、このような「Saigon Kickでしか聴いたことのないサウンド」が体現された楽曲が多数収録されており、中でもリードトラックであるApologyは圧倒的な存在感を放つ希代の名曲といえよう。またこれを機にJason Bielerを知った若い世代の音楽ファンの方々には、是非Saigon Kickの音楽にも触れて頂きたい。オススメはアルバム『Devils in Details』。逆にこのアルバム以外は手に入りづらく、音楽的な方向性としても現在のJason Bielerサウンドとは異なる点が多いと言えよう。

ともかく、Apologyは二十一世紀のベストソングと言えるほど非常に素晴らしい仕上がりなので、是非今後はコンスタントに作品を発表して頂けることを切に願う!!



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